男子部 関東学生春季リーグ vs駿河台大学


早稲田スポーツ新聞会提供 記事 大森葵、写真 中村ちひろ)

 ことしもついに春季関東学生リーグ戦(春季リーグ戦)が開幕。春季リーグ戦優勝に向けた戦いが始まった。初戦の相手は強敵・駿河台大。序盤からボールを回し試合を有利に進めるワセダは、MF中村拓郎(社4=富山・石動)が痛烈なシュートを放ち先制に成功。さらにMF岸本昌樹(教3=鳥取・八頭)が2得点を奪う活躍を見せる。守備陣も安定したディフェンスで無失点に抑え、3-0で快勝。大事な初戦を勝利で飾った。


 試合開始から主導権を握ったのはワセダだった。自分たちのペースでボールを回し、FW宮崎俊哉(スポ3=福井・丹生)を中心に攻撃のリズムをつくる。前半14分にはペナルティーコーナー(PC)を得るが、惜しくもシュートは枠の上。その後も数多くチャンスをつくるも決めきれず。0-0の均衡が続く中で迎えた24分。「思い切って打とうと思った」と語るように中村が豪快にスティックを振りぬくと、相手GKは反応できず先制点を奪う。さらに33分には、岸本がゴール前の混戦を抜け出し追加点を獲得。2-0で前半を折り返す。


 開始早々にPCのチャンス得るなど、後半に入ってもワセダは攻めの姿勢を崩さない。しかし駿河台大も必死の守備を見せ、一進一退の攻防に。危ない場面を何度かつくられるものの、FB木村浩一郎主将(スポ4=栃木・今市)やFB西山健史(政経4=東京・早大学院)、さらにはルーキーのFB渡部大輔(スポ1=島根・横田)を中心にFB陣が安定した守備を披露。ピンチを冷静に対処し相手の反撃を許さない。すると宮崎が左サイドを駆け上がり、幾度となく好機を演出。次第に流れがワセダに傾いていく。そして後半32分、この日2得点目となる岸本がPCを決め3点目を獲得。最後まで攻撃の手を緩めることなく戦い抜き、春季リーグ戦白星発進となった。


 「きょうはいいゲームになった」(松本剛毅監督、平6卒)。昨季は納得のいく結果を出せなかったワセダだが、その分ことしはリベンジに燃えている。その姿勢は、前半から積極的に攻め続けたこの試合に表れていた。予選リーグ1位通過を目指して戦う次の相手は東農大。昨季の春季リーグ戦で敗北を喫した相手だ。悲願の優勝のためには絶対に負けられない。気持ちを前面に出すホッケーで、頂点へと突き進んでいく。