男子部 関東学生春季リーグ vs東京農業大学

早稲田スポーツ新聞会提供 記事 成瀬允、写真 榎本透子、元田蒼)

  雨上がりの早大東伏見グラウンドで、春季関東学生リーグ(春季リーグ)が開幕。試合は前半に、ペナルティーコーナー(PC)から1点を奪われてしまい、後半も攻めの姿勢を続ける相手を止められず、着実に点差を広げられた。MF宮口和樹主将(スポ4=滋賀・伊吹)が1点を返したが、最後まで試合の主導権を奪い返せず、スコアは1-4。開幕戦は黒星スタートとなった。

 東農大のセンターパスで試合開始。序盤から東農大の激しい攻撃に見舞われたが、早大の体を張ったディフェンスでしのぎ、一進一退の攻防が続いた。しかし前半13分、ペナルティーコーナー(PC)から豪快なシュートを決められ東農大に先制を許す。早く追いつきたい早大は、FB齊藤湧大(スポ2=栃木・今市)のチャンスメイクでPCを連続で獲得したが、東農大GKの好セーブにより得点に結びつけることができない。さらに、右サイドからFW清水拓登(スポ1=滋賀・伊吹)が駆け上がり、鋭いクロスでゴールに襲いかかるが、これも得点には至らなかった。その後も、果敢にシュートを狙うが、東農大の粘り強い守備に阻まれ、1点のリードを許し前半を折り返す。

デビュー戦で存在感を見せた清水

 迎えた後半。攻撃の手を緩めない東農大に、華麗なパスワークから追加点を奪われると、後半18分にもPCから強烈なシュートで、東農大に突き放された。早大は反撃を試みるが、東農大の早いプレスの前に得点の糸口をつかめない。しかし、「自分が点を決めてチームに活気を取り戻そう」(宮口)と、敵陣でインターセプトすると、巧みなドリブルでゴールに迫りPCを獲得。このPCで宮口がこぼれ球を押し込み、反撃ののろしを上げた。その後も幾度となくチャンスを窺うが、攻撃のラインを上げることができない。その矢先、ダメ押しの4点目を決められ万事休す。大事な開幕戦で白星を逃した。

攻守でチームに貢献した宮口

 チャンスを作りながらも決定力に欠けた早大。「前半のチャンスで1点か2点を取って、粘ることが出来なかった」と、原聡監督(昭59年卒)は唇を噛んだ。次戦は、強敵・法政大。新体制となった早大の真価が問われる一戦となる。王座出場権獲得のためにも負けられない試合。一週間という短い期間で、どれだけ修正できるかが次戦の勝敗を左右するだろう。