男子部 関東学生春季リーグ vs法政大学

 

早稲田スポーツ新聞会提供 記事 大森葵 )

 ここまで春季関東学生リーグ(春季リーグ戦)で1勝1分という成績の早大。予選首位突破を目指し、法大との予選リーグ最終戦に臨んだ。さらにこの試合は、勝てば7月に開催される全日本王座決定戦(王座)の出場が決まる重要な一戦。いつも以上に勝利にこだわるゲームとなった。試合は開始早々に失点するも、直後にペナルティーコーナー(PC)のチャンスを確実に決め同点に。さらにもう1点を追加し2-1とする。後半も開始直後にゴールを奪い波に乗ったかに思われたが、徐々に疲労の色が見え始め追加点とはならず。それでも終始安定したパス回しで主導権を握り、3-1で勝利。2勝1分で予選リーグ1位突破を決め、王座の出場権も手にする結果となった。

 「勝てば王座決定という大一番だったので、内容よりもとにかく勝ちにこだわった」(FW宮崎俊哉、スポ3=福井・丹生)。勝利を目指し、序盤から法大相手に積極的に攻める早大。しかし前半5分、ペナルティーストローク(PS)を与えると、あえなく失点してしまう。先制点を奪われ嫌なムードになるかと思われたが、9分にすぐさまPCのチャンスを獲得。すると宮崎が放ったシュートはゴール上段へ。好機をものにし、早い段階で同点に追いつくことに成功する。その後追加点を狙いたいワセダだったが、ロングボールを使った相手の攻撃に苦しめられる展開に。それでも29分、「きょうはサークルに入ったら、シュートすることを意気込んでいた」とMF宮口和樹(スポ2=滋賀・伊吹)が語る通り、FB鵜飼慎之介(スポ4=福井・丹生)からのパスを受けると宮口が中央からスティックを振り抜き、勝ち越しに成功。2-1で前半を折り返す。
 後半の開始直後に試合は動いた。後半1分、FW川原悠雅(社4=佐賀・伊万里商)が幸先よく得点を挙げる。勢いに乗りたいワセダは12分、PCを獲得するも宮崎のシュートは惜しくも枠外。一方、法大も個人技を生かした攻めを見せ、一進一退の攻防戦が続く。しかし徐々に疲れが見え始め、自分たちのミスからピンチを招くという危ない場面も。終了間際には立て続けにPCを与えてしまう。失点が許されない中、ここで奮起したのは守備陣だった。FB西山健史(政経4=東京・早大学院)がゴール前でのシュートをスティックではじき、ゴールを死守。またGK戸田翼(社3=滋賀・伊吹)も好セーブを見せる。相手の決定的なチャンスを2回しのぐと、そのまま逃げ切り3-1で勝利を飾った。
 この試合の結果により早大は予選リーグを2勝1分で終え、Bプール首位通過を確実のものとした。「きょねんと同じスタートラインに立った。ここからだと思っている」(FB木村浩一郎主将、スポ4=栃木・今市)。昨季の春季リーグ戦も予選リーグは1位だった。しかしここからまさかの連敗で4位に沈んでいる。「一戦一戦全力で戦うしかない」と松本剛毅監督(平6卒)が語るように、ここからは厳しい戦いが続くだろう。優勝に向け、次なるステージは順位決定予選だ。リーグ制覇まであと2勝。万全の状態で次の試合に挑む。


(写真 早稲田スポーツ新聞会:中村ちひろ、戸出彩水 成城大学OB三宅様)