男子部 関東学生秋季リーグ vs東京農業大学

 

早稲田スポーツ新聞会提供 記事 落合修平、写真 大森葵 )

 秋季関東学生リーグ3戦目。ここまで1勝1敗の早大にとって、リーグ優勝のためには負けられない一戦である。相手はここ数年勝ち切ることができていない東農大。立ち上がりから好機こそ演出するものの、得点に結びつかないもどかしい時間が続く。後半に入っても相手の守備をなかなか打ち崩すことができないが、試合終了間際にFW佐藤良(政経4=東京・早大学院)が値千金のゴール。これが決勝点となり、1-0で勝利を収めた。
 「立ち上がりの10分で1点を取るように仕掛けた」と松本剛毅監督(平6卒)が語るように、早大は序盤より東農大ゴールを襲う。しかしながら相手のマークは厳しく、思うようなプレーをさせてもらえない。18分にはペナルティーコーナー(PC)のチャンスでFB鵜飼慎之介(スポ4=福井・丹生)が振り抜くも、ネットを揺らすことはかなわなかった。その後も攻めあぐむ展開に。ゴールまでは詰め寄るも、1点までが遠い。「少しもどかしい感じで、メリハリがついていなかった」(FB木村浩一郎主将、スポ4=栃木・今市)。結局スコアが動くことはなく、前半を折り返した。
 後半に突入しても、試合は硬直状態が続く。相手の堅い守備の前になかなか連携も合わず、決定的なチャンスをつくることができない。逆に攻めこまれた早大は、中盤にPCの危機を二度迎えることとなる。1点を争うゲームゆえに失点は許されないが、FB西山健史(政経4=東京・早大学院)とGK瓶井一志(スポ2=大阪星光)の活躍によりこの場面を切り抜けることに成功した。ピンチの後にはチャンスあり。危機を脱した早大は、東農大に対してフルプレスをかけていく。徐々に敵陣まで迫っていくと、30分にFW宮崎俊哉(スポ3=福井・丹生)がゴール真正面より痛烈なシュート。これは惜しくもGKに阻まれるが、そのこぼれ球を佐藤が見逃さない。うまくすくい上げ、貴重な1点をもぎ取った。早大はこの1点を守り抜き、1-0でゲームセット。接戦を制した。
 ここ数年白星を挙げていない相手だったが、見事そのジンクスをはねのけた早大。これで予選リーグの対戦成績は2勝1敗となり、順位決定戦の上位リーグに駒を進める可能性を大いに残した。このままいくと対戦校はAプール1位通過の明大が予想される。ここ数試合苦杯をなめ続けている因縁の相手だけに、「しっかりと対策をして勝てるようにしたいです。明大には負けたくないです」(木村主将)と気合十分。はたしてどのような戦いを繰り広げるのか、注目である。