女子部 早関交流戦

 

早稲田スポーツ新聞会提供 記事、写真 榎本透子 )

  太陽が照りつける快晴の中、関西学院大を自陣に迎えての交流戦が行われた。全日本大学王座決定戦(王座)を目前に控える中、ベスト4に向け強豪がひしめく関西でも上位に位置する関西学院大との一戦で手応えを得たい。そう意気込んで臨んだ今試合。早い時間に点を許し、決めきれないもどかしい時間が続く。敗北を喫する結果となったが、次につながる収穫を多く得た試合でもあった。

 主力選手を欠く中で行われた今試合。普段とは異なる、慣れないポジションでのプレーとなる選手もいた。GK南有紗(スポ3=埼玉・飯能)は「前半5分を守りきり、無失点で勝つ」と、FW井上燦(スポ3=福岡・玄海)は「守備を固めてから攻める」とそれぞれ語った。しかし、開始直後の前半4分、サークルに押し入られた早大は必死の守備を見せるも防ぎきれず失点。何とか取り返そうとDF瀧澤璃菜(スポ2=岩手・沼宮内)やDF片倉優季(スポ1=山形・米沢商)が積極的に攻撃をしかけるも、相手の堅牢に阻まれて得点のチャンスをつかめない。だが迎えたピンチをMF梅村雅子(人2=岐阜・可児)が救い、南が守護神として好セーブを見せたことで回避し、1失点に抑え前半を終えた。

 

 変わって後半、このまま終えるわけにはいかない早大は反撃を企てる。FW瀧澤育未(スポ4=滋賀・伊吹)が井上が前線から相手ゴールを脅かした。しかし、あと1歩のところで関西学院大の強固な守備が阻止。決めきれない悔しい時間が続く。一方で、早大の守備も強力だった。29分にペナルティコーナー(PC)を与えると、再び南が守護神としての活躍を見せる。32分にはPCを奪取するも相手の防御が上回り、ネットを揺らすことはできなかった。直後に関西学院大に再度PCを許すと、強烈な攻撃をディフェンス陣が封じ込める。追加点は与えなかったものの、1点に泣いた早大。0-1で試合を終えた。

 今月末に控える王座。関西を始め全国の猛者と一戦を交えるにあたり、克服すべき課題も見つかる有意義な試合となった。1試合でも多く戦うために、さらなる成長を果たし、早稲田らしいプレーで全国に名をとどろかせたい。