女子部 関東学生秋季リーグ 成城大学戦

 (早稲田スポーツ新聞会提供 記事 元田蒼、写真 榎本透子)

 激しい雨の中行われた成城大との一戦。春の対戦では早大が2桁得点で快勝し、この日も大量得点を狙い試合に臨んだ。しかし、序盤から好機を作るが思うように得点を決められず、グラウンドコンディションにも悩まされ、早大らしい攻撃を展開出来なかった。それでも終始主導権を握った早大が得点を重ね、完封で勝利を収めたが、王者・山梨学院大との次なる戦いへ向け、課題の残る試合となった。

 

 早大のセンターパスで試合開始。序盤からボールを支配した早大は、幾度となく敵陣に攻め込み、相手にプレッシャーをかける。しかし「点を取りたいという気持ちが強くなって逆に窮屈になっていた」とFB片柳陽加主将(スポ4=栃木・今市)が振り返るように、サークル内の混戦が目立ち、シュートの精彩を欠いた。それでも前半16分にゴール前でフリーになったMF梅村雅子(人4=岐阜・可児)が冷静に決め先制に成功。攻撃の手を緩めない早大は、FW中村咲(教3=東京・成城学園)がこぼれ球を押し込み、追加点を挙げる。さらに、前半終了間際に梅村が2得点目のゴールを決め、3点のリードで前半を折り返した。

 後半に入っても早大ペースで試合は進む。後半3分にFW稲田くるみ(スポ4=佐賀・東明館)が相手を突き放す追加点を決めると、MF南家未来(教1=京都・立命館)の鋭いシュートが決まり5―0。「後半はもっと逆展開を使ってコートを広く使おう」(梅村)と後半での修正が功を奏し、点数を重ねた。勢いそのままに点差を広げたい早大だったが、ペナルティーコーナー(PC)のチャンスを生かせず、得点を伸ばせない。選手を入れ替えフレッシュなプレーヤーを起爆剤に攻め込むが得点には至らず、終盤にもFB片倉優季(スポ2=山形・米沢商)が好機を演出し相手ゴールに襲いかかるが、決定打に欠けそのまま試合終了を迎えた。

「大量得点をするべき相手だった」(片柳)と満足のいく試合内容では無く、悔しさをにじませた。試合の主導権を握りながらも、得点に結びつかない場面が続き、決定力の向上がこれから求められる。次戦の順位決定予選で対峙する相手は王者・山梨学院大。攻守ともに高い完成度を誇り、四強の一角である相手だ。4年生は最後のリーグ戦で有終の美を飾るためにも、『打倒四強』を掲げた早大の底力を見せ付けたい。