>>男子部試合情報
(早稲田スポーツ新聞会提供 記事 伊勢崎晃、写真 湯口賢人)
春季リーグに続いて、残念ながら下位リーグとなってしまった早大は、東伏見会場にて立教大と対戦した。試合は全Qを通して早大がボールを握り、攻撃をし続けて大量9得点を奪い、立教大に地力の差を見せつけて圧勝した。守備においても立教大攻撃陣を封殺した。
第1Q早々早大は、ボールを握り主導権を奪い立教大陣内に攻め入る。すると6分にFW村上和亮主将(政経4=東京・早大学院)がPCから先制点を決める。さらにFW戸川晴貴選手(スポ2=京都・立命館)が追加点を奪い、完全に流れを掴んだ。勢いに乗る早大は、立てて続けにPCを獲得し、こぼれ球を主将村上がゴールに流し込み3点目を決めた。第2Qでも早大は攻撃の手を緩めない。DFラインから丁寧に繋いで、サイドにボールを配給して立教大のペナルティエリアに侵入していく。18分にFW大島新(商3=東京・早大学院)が欲しかった追加点を奪い立教大を突き放した。時折立教大の反撃もあったもののチーム全体のハードワークでチャンスを作らせなかった。
後半第3Qに入っても早大が攻め続け、立教大が守備に追われる構図が続いた。早大はパスワークやドリブルで何度もゴール前まで攻め込み40分にはMF中島丞一郎(スポ2=富山・石動)が技ありのリバースヒットからゴールを決めて5点目を奪う。その後も猛攻を仕掛ける早大だったが、立教大も意地を見せて、追加点を奪われまいとゴールを死守し中々6点目を奪うことができなかった。第3Qを通して膠着状態が続いた、。前半戦同様、早大が主導権を完全に掌握し、稀に自陣に攻め込まれても、立教大に決定的なチャンスをほとんど与えなかった。最終第4Qは第3Qとは打って変わり早大の怒涛のゴールラッシュとなった。52分にPCを獲得して、これをFW戸川晴貴が冷静に決めて6点目、完全に立教大の戦意をへし折ると、57分には、DF小比類巻周(政経2=東京・早大学院)がPCからゴールを奪い7点目、終了間際には、FW大島新が流れの中から、ダメ押しの8点目9点目を奪い、試合を締めくくった。
早大にとって前回の駿河台大戦に続いての勝利で、嬉しい連勝となったが、この秋季リーグを通して、初めて先制点を奪い、初めて無失点で試合を終えられることができたことが勝利に大きく繋がった。これで早大は5位決定戦に進出するが、その前に来週からインカレが始まる。もう1週間しかないが、初戦の学習院戦から、今日の試合の勢いそのままに勝利を重ねて、目標のベスト4に輝けるように悔いのない準備をして試合に挑んで欲しい。